作家、ライター、編集者として活躍されているS50年卒の沼田(五十嵐)佳子さんの新刊です。

新川河岸に巡る季節と人々の心の触れ合いを描くシリーズ第二弾
花いかだ 新川河岸ほろ酔いごよみ (光文社文庫 い 66-2)

出版社からのコメント
下り酒問屋千石屋の女将、麻は並の女より頭ひとつ大きくて、酒の飲みっぷりも大したもの。そして他人を思いやる心も人一倍。
一方、夫婦になって十五年がたつ主人の鶴次郎といえば、下戸だが頭が切れて町内でも頼りにされる存在だ。
困っている人を放っておけないたちのふたりには、息子の家出から三十路の恋まで持ち込まれる様々な相談事に頭を巡らせる毎日だ。